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お知らせ

ローズピンクのフロアースタンドを納品しました。


  今年、4月のグリーンドームでの群馬銀行創立70周年記念お客様感謝祭でお目にかかったお客さまからの注文でフロアーランプを作ることになりました。

 5月の作品展に来ていただいたり、会社に来ていただいたりしてデザインや、ガラスの色などを決めていただき、9月になってやっと納品となりました。

フロアーランプ

 お客様は、御夫妻で、いらして、高さは、180センチぐらいで、つりさげるタイプで、置く場所は、テーブルのある場所の奥に置きたいとのことでした。

 東京の興和商事のステンドグラス用のスタンドにお二人が思うような高さで、形が良いものがなく、いつもお世話になっている、鍛鉄作家の十文字工房の鈴木 浩さんにオリジナルで注文をすることにしました。私と鈴木さんで何度か打ち合わせをして、結局、ランプのつりさげ位置を床から165センチにすることで、落ち着き、私からは、スタンドを猫足でなく、円盤状にと提案し、鈴木さんからは、ローズピンクの一番上のモザイクを一つ置きにしてはと提案があり、制作をスタートしました。

 モザイクのローズピンクのガラスは、御夫妻が選びました。御自宅にあった、大きめの金魚鉢のようながらガラスボールも同じ色でしたので、御夫妻は、ローズピンクが、フェイバリットカラーなのでしょう。また、白い部分は、画像ではよくわかりませんが、実物は、和紙のような質感のガラスです。

 また、奥様が、平成23年度グッドデザインぐんまを受賞した私が作った、半円形の壁掛け灯をご覧になって「、ランプの上から光が抜けている方がいいね。」とおっしゃったので、ランプの上のキャップ部分は、鈴木さんに特注でパーツを作っていただき、光が上にもこぼれるように、計算して全体像をイメージしながら仕上げました。

フロアーランプ

モザイクのピンク部分を強調するために、下のボーダー部分を3段から4段にして、ピンクと白のモザイクをひとつおきから、白いガラス2個の後にローズピンクのガラスを1個のリズムでデザインを変更し、全体的にシンプルではありますが、モダンでかわいいランプに仕上がりました。

仕上がってきた、鈴木さんのスタンドもおしゃれで、ランプとのバランスも良く素敵な仕上がりとなりました。

私は、お客様にお願いして、このフロアーランプを東京の銀座のぐんまちゃん家の展示会に出品させていただきましたが、ステンドグラスの御指導をしてくださる大村房子先生や、先輩の生徒さんにも御褒めの言葉をいただくことができました。

お客様のお宅でも、納品の際に「いやー、いい仕上がりですね。」とのお言葉と、奥様の笑顔を見てほっと一安心しました。

お客様のお宅で、末永くご利用いただけるようお祈りします。

***お客様の笑顔***

お客様の笑顔